一面的には合理的な日本企業の判断!?

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本日の日経新聞によると,2017年度の日本企業の配当総額は13.5兆円と最高額を記録したそうです。

ところが,配当性向が純利益に対する割合を示す「配当性向」は3割程度に留まっているとのことです。

うわ,日本企業って,株主に還元してくれないんですねー。

欧州主要企業の配当性向の平均は49%,アジア主要企業の平均は36%ということで,どちらよりも低いです。

なんで,こんなに低いんですかね。株主に還元してくれない日本企業。。

ちなみに,還元せずに,積み上がった利益を翌年以降設備投資に回しているというわけでもなさそうです。

なぜなら、、、

”国内設備投資は、2009年を底に緩やかな回復基調にあり、2015年度には70兆円を回復。ただし、リーマンショック後の深い落ち込みからの持ち直しに過ぎず、過去四半世紀を見渡すと、その水準は高くない。”(1990年以降の日本の設備投資 日本政策投資銀行より)

ってことは,現金を積み上げている,,,しか考えられません。

統計を見ても、、

”利益剰余金は406兆2,348億円で、前年度(377兆8,689億円)を28兆3,659億円上回り、増加率は7.5%(前年度6.6%)となった。”(年次別法人企業統計調査 概要-平成28年度- 財務省より)

やっぱり!400兆円以上も貯め込んでいます。

そして現金を貯め込むのは悪です。株主への背信行為に近いと思います。

現金を溜め込むって良くないんですねー(感覚的にはまだついていけてないけど)

現金は劣化するんです。

現金は,劣化する,,??

この考えって、よく考えたら,インフレを前提としていますよね。

日本は,低インフレ,デフレの20年間が続いています。現金の価値はあまり目減りしていません。マイナス金利導入なんて状況に至っては,現金の価値は高まっていたともいえます。

そうすると,もしかして,,一概には日本企業が悪かったとも言えないのかもしれないですね。

デフレの中でモノやサービスの価格が下がり続け,それは裏返っていえば,現金の価値が高まり続けていたいことを意味します。

そして,今後人口が縮小する中で,日本国内には良い投資機会が無い中で,無駄な設備投資を続けるよりは,現金で保有していた方が安全というのは経済合理的な行動であったかもしれません。

さて,そうであったとしても,株主に還元して欲しかったなーと思います。

株主が現金のまま保有しておくのか,再投資するのかは,判断できる主体になるべきだと思います。

もしTetsuであれば,再投資します。そして,,上記の日経新聞の記事によると,,,

”飲料大手のペプシコは94%、エネルギー大手のシェブロンは89%と利益の大半を配当に回す。ヒューレット・パッカードにいたっては配当性向は124%で、手元資金を削ってまで株主に報いている。”

だそうです。

ということで,Tetsuはやはり,米国株に再投資していたことは確実です。

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