8月は円高という経験則をご存知ですか(今年は長期金利の上昇が影響するかもしれません!)

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8月は円高になるというアノマリーがあります。

アノマリーとは,マーケットにおいて、はっきりとした理論的な根拠を持つ訳ではないものの、実際に”よく当たるかもしれない”とされる経験則のことです。

8月の月初と月末のドル円レートを比較すると,円高になることが多いのです。

過去20年間でみると,14回が円高になりました。

つまり,70%の確率で円高となりました。

ただし,アベノミクス開始の2013年以降は円高になることは少なく、2015年と2017年の2回と,5分の2の確率でした。

なぜ8月に円高になることが多いのでしょうね、、

残念ながら,アノマリーであるため,確たる理由はわかりません。

ただし、8月に機関投資家が円に替える需要があるとか,お盆休みで市場関係者が休みであるため一方的な方向に動きやすいなどの理由が指摘されています。

さて,今年はさらに理由になりそうなことがひとつ足元で起こり始めました。

それは何かというと、日本の長期金利が上昇し始めているのです!!

2日には長期金利の指標となる新発10年物国債利回りが、一時0.145%と約1年半ぶりの水準に上昇しました。

なぜ長期金利の上昇が、円高に関係あるのかというとですね、

為替を動かす材料として、一番重要なのは、日米金利差であるからです。

日米金利差が縮小すると、円高になります。

逆に、日米金利差の拡大は、円安材料です。

米国の金利が変わらない中で,日本の金利が上昇するとすれば,日米金利差が縮小することとなり,円高が進みます。

特に、日本の長期金利は、2016 年7 月の-0.30%にて,1961年からの歴史的な底打ちをはたし,今後,長期で上昇していく可能性も指摘されています。

そうすると、日米金利差は縮小していくことになるため、為替レートは円高の方向に向かうことが想定されます。

一方で、、、

日本の長期金利が上昇しても,同じように米国の長期金利も上昇すれば,日米金利差が縮小はしません。

この場合は、必ずしも円高とはなりませんね。

さらには,米国の長期金利の上昇の速度のほうが早ければ,逆に,日米金利差が拡大となり,円安となることもあり得ます。

さて,今年の8月1日の始値は,111.849円でした。

このため8月末に111.849円を下回るかどうかが注目されます。

ドル円の日足チャートです。

テクニカル的には,緑の雲に支えられて上昇基調です。

もし円高になるとすれば、まずは、雲の上限である110円くらいまでは,下落するといえます。

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